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 タイ仏教の宇宙感では、世界の中心となるところにはスメール山(須弥山)というものがあるとされています。
その山麓はヒマパンと呼ばれ、様々な神や動物、そして、この地球上では見たこともない不思議な生き物が住んでいるとされています。
その珍しい生き物は、バラモン教やヒンドゥー教起原の神々、また想像上の生き物で寺院の境内や様々な工芸品のモチーフとしとなっています。
ガルーダ
ナーガ

ヴィシュヌ神の乗り物として、つき従がっている。
半人半鳥の姿をし、太陽の鳥ともいわれ、天空の守神とされる。鼻はわし鼻で、顔には牙があり、爪のある足、羽根を持っている。
タイでは、王室の象徴とされ、プミポン現国王の記章にも使用されている。宿敵ナーガ(蛇)を両手につかんでいる姿でもよく描かれる。東南アジア全域で、神の
鳥として、崇められている。インドネシアでは、国営航空会社の名前にもなっている。

地を表し、地が持つ水と鉱物資源などの富の番人を表している。
コブラのイメージで、一匹の場合もあれば、写真のように双頭の姿で描かれることもある。
ナーガは、かつてブッダを洪水から救ったといわれている。
ガルーダとナーガは宿敵とされ、ガルーダが両手でナーガを持ち上げている姿で表されることが多い。(左側写真参照)

 
キンナリ
タンティマ
架空の生き物で、翼と羽をもっているホンと人間が結婚して生まれたとされる。
上半身が人、下半身は鳥の姿をして、両手は合掌のポーズ(ワイ)をしている。
スメール山(須弥山)の山麓に住んでいて、神々を慰めるため、美しく甘い声で歌ったり,踊ったりする。
女性の姿をキンナリ、男性の姿をキンナラまたは、キンノーンと呼ぶ。
背丈は普通の人間ほどあり、その異様な風貌は一度見ただけでも強く印象に残る。
このタンティマは一見鷲のようにも見えるが、近寄ってみると様々なコンビネーションで構成されている。
頭上には、炎のようなトサカ状のものがあり、嘴は鷲の如く鋭く、髪の毛は肩まで下がり、胴体は人間のようである。両肩には翼があり、両腕も羽毛が生え、手には杖を持っている。尻尾は雄鶏の如く跳ね上げ、ズボンも鳥の毛に被われ、二本足で立ち、爪先はダチョウに似ている。
テパノン
 
ヤック
タイのエンジェルともいわれている。
両手を前で会わせた形(ワイ)をしているのが特徴でとても愛らしい。

お寺の番人とされている。大きく開いた口から、牙が覗く、鬼の姿をしている。


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