[PR]テレビ番組表
今夜の番組チェック

Top>その他>ブレークタイム>クルンテープ百景

               連載1 「バンコク周遊の旅」     文・写真  いわま ゆきこ

バンコクに地下鉄が出来た!
アジアの主要国で地下鉄がなかったのは、タイとインドネシアぐらいだったらしい。
そのタイの首都バンコクに7月3日から地下鉄が走り出した。
8月12日の王妃誕生日(祝日)までは、乗車料金一律10バーツ。これは乗らねばなるまい。どうせなら、出来るだけたくさんの種類の乗り物に乗って楽しもう!
7月某日、スクムビット通りにある自宅から、地下鉄“スクムビット”駅のあるアソークまで、まずはシーロー。
シーローは大通りは通らず、“ソイ”と呼ばれる細かい道を走ってくれるので渋滞知らずでとても便利。



シーロー
 
タイ初の地下鉄

ルートの写真
(写真をクリック)

 

そこから今日のメイン“地下鉄”に乗車した。
日曜日ということもあって、改札口からホームまでタイ人だらけ。
それも一族郎党、老いも若きもという感じだ。10バーツという安さ、怖いもの・面白いもの見たさ(?)
そして、何より冷房が効いているという居心地の良さのためか、電車の中もいっぱい! 地下鉄だから外の景色が見られる訳でもないのに、みな窓の外を眺めたり、アナウンスに聞き入ったり、実に楽しそう。
終点“ホアランポーン”駅で降りたが、ほとんどの人たちはそのまま折り返し乗車するみたいだ。
ホアランポーン駅から地上に出て、またビックリ!!炎天下の中、長蛇の列ができている。こんな光景、今まで見たことない!あまりの人の多さに入場制限までしている。係員のアナウンスでは、改札するまでに1時間以上かかる模様。まるでディズニーランドのアトラクション待ちの様相だ。
そんな人のうねりをよそに、タイ国鉄“ホアランポーン”駅へと向かった。
ラマ5世“チュラロンコン大王”が建設した、由緒ある駅舎。現在では電光掲示板も付けられて近代的になり、外国人でも心配なく乗車できる。ここから2つ先の“バンスー”駅まで列車に乗る。大人も子供も1人10バーツ。
列車の行き先は南タイのハジャイ。「線路は続いているんだ・・・」と思うとなぜか旅に出たくなった。

ホアランポーン駅


列車に乗っていると、様々な物売りがやってくる。弁当売りに、水やジュースなどの冷たい飲み物売り、カットフルーツ売りにスルメなどの干物売り。どれも5バーツ、10バーツと、とても庶民感覚で嬉しい。
途中、鉄橋の上で突如停止したり、国王様専用駅を通過したり、と初めて乗る人にとっては驚かされることも多々あるが、この『列車の旅!』という雰囲気は他の乗り物では味わえない。何とものどかな空気が流れている。

車掌さんの笑顔が素敵
約30分程でバンスー駅に到着。プラットホームに降り立ち「改札口は?」と探すと、改札口がない!「えっ!ないの?」 皆、ホームから直接地面に降りて、散りじりに散っていく。郷に入っては郷に従え。私たちもそのまま地下鉄“バンスー”駅へと向かう。ここから再び地下鉄に乗り、2駅先の“チャトチャパーク”駅でBTSスカイトレインに乗り換え、バンコク中心部を縦走する。
  スクムビット周辺に戻って“プロンポン”駅で下車。駅周辺で夕食の材料を買い込んで、タクシーで帰宅した。1メーター35バーツ也。 
BTSスカイトレイン
シーロー、地下鉄、タイ国鉄、BTSスカイトレイン、タクシーと、5種類の乗り物を使った旅は終わった。
タイにはまだ、トゥクトゥクと呼ばれる三輪自動車、モーターサイというバイクタクシー、物凄い爆音とスピードで走る運河ボート、冷房アリ・ナシの公共バスとあるが、そのお話はまたの機会に。

 

E-mail