歴代の王が修行する格式高いお寺
1824年、ラーマ三世の副王によって、創建されました。初代の管長はモンクット王子(後のラーマ四世)で27年間の僧籍のうち、14年間をこのお寺で過ごしています。タイ仏教タマユット派の総本山で、タイ国の仏教の中心となっています。格式が高く、歴代の国王が修行される寺院としても有名です。現国王も1956年、ここで、得度され、2週間修行されています。ラーマ三世の時代、中国との貿易がさかんに行われ、中国や西洋の文物がタイにも多く伝わったいました
。この寺の随所に西洋や中国の装飾技術が取り入れられていています。
クルワ・インコンによる仏教壁画
僧クルワ・インコンは、ラーマ四世がアメリカ人使節団から献上された風景画を模範に仏教壁画 を描くよう命令されます。それを受け、本堂の壁、上部に西洋の遠近法と陰影が取り入れられた16枚の壁画が残っています。
一番有名な作品は、大きな蓮の絵です。池の中央に咲く蓮の花は、仏陀で、蓮の花の甘い密は仏教の教えを表しています。甘い密を吸う蜂は、仏陀の教えを学ぶ僧侶を表します。花を見て感動しているの人々は西洋人の姿です。
その他には、●医者が薬で病人を治しているところ ●雲が雨を降らせ、空気や大気をきれいにしているところ ●競馬の騎手がよく訓練された馬をコントロールしているところ ●外科医が負傷者たちの体から矢を抜いているところ ●りっぱな船が、船長の指示のもと大海に船出しているところ などが描かれています。
このお寺の壁画見学には予約が必要です。興味がある方は、下記のアドレスにアクセスしてみてください。
http://www.watbowon.org